腟デバイスに頼るタイミング

◉超音波

◉高周波

◉レーザー
などのエネルギーを発生させる装置があります。

①美容や抗加齢
②骨盤底やフェムゾーン（腟と外陰）の医療

の使われ方があります。

◆フェムゾーン（腟と外陰）も、顔や体と同様に太ったり痩せたり、たるんだりしぼんたりします。シミがでたりシワがでたり、くすみも現れます。

そのまま放っておくと・・・
気になるたるみやしぼみ、シミ・シワ等は、加齢とともに増悪傾向となります。

対策としては・・・
継続的な骨盤底筋トレーニングや保湿ケアで、気になるたるみやしぼみ、シミ・シワ等は改善傾向に向かいます。しかしもっと早く改善したい場合は、

腟デバイスにトライしてみましょう。

◆顔や体と同様に、加齢とともにフェムゾーン（腟と外陰）にもたるみ、シワ、シミ、くすみがでてきます。抗加齢対策で、これらの進行が遅くなります。

そのまま放っておくと・・・
たるみ、シワ、シミ、くすみは、年齢とともにますます進行していきます。

対策としては・・・
食事やサプリメント、ホルモン補充などによる抗老化対策があります。その上で顔と同様の腟デバイス治療があります。定期的に行うことで抗加齢ができます。

出産後、授乳を終了したのに腟の緩み感が取れない。

４０歳にはいり腹圧性尿失禁がでてきた。

５０歳を過ぎて尿意切迫感や、腟の乾燥、再発性膀胱炎がでてきた。

６０歳をすぎて腟の出口から膀胱や子宮が触れるようになった。

腟から黄色い帯下がでるようになったなどの症状が出現します。

そのまま放っておくと・・・
それぞれの症状は放置すると、自然に症状が改善することは少なく、症状は悪化していきます。

対策としては・・・
血流をよくする骨盤底筋トレーニングやフェムゾーン（腟や外陰）の保湿をしても、満足できるレベルまで症状が改善しない場合は、腟デバイスの導入時期です。

腟デバイスは、照射エネルギーの種類でいくつかの種類に分けられます。

◉HIFU(焦点式超音波法）：40代までの出産後の腟の緩みに効果的

◉高周波：美容に効果的

◉エルビウムヤグレーザー　スムースモード（インティマ他）：６０代以上の腟の乾燥などのGSM症状や抗加齢に有用

HIFU、インティマ、モナリザタッチの３種類の腟デバイスがあります。
年齢と症状により使い分けています。

医師が、どの施術が一番効果的か判断してお勧めしています。

2024.2.28
中村綾子医師