【症例】60代後半女性の陰唇形成術を行いました。
60代後半女性の陰唇形成術を行いました。
女性って、閉経して女性ホルモンが減ってくると同時に小陰唇がだんだん小さくなってきて、特に肛門側はなくなってしまう方もいます。
今回の方は、60代後半という事で基本的には小陰唇はだんだん小さくなるんですが、今回の方は、小陰唇が割と長めに残っていて、本人も、きついショーツで擦れるとか見た目も気になって温泉に行くと、周りの目が気になるという事を仰って手術を希望されました。
実際見てみると、女性ホルモン減少の影響もあって
小陰唇の「肛門側はとても短い」「上側は長い」方で、肛門側の方を切り過ぎてしまうと痛くなってしまうので、「上側を整える」のと「副皮」といって、陰核のうえの方から皮が小陰唇に向かって伸びている方がいるのですが、あっても問題ではないのですが、有るとかゆいと仰る方もいます。
今回の方も副皮を一緒に切除の希望があったので。
「小陰唇形成+副皮切除」を行いました。
最近は長時間持続するタイプの局所麻酔薬を混ぜて局所麻酔をおこなっているので、
割と手術後の痛みもなく、手術中は静脈麻酔もしているので、手術中や手術後も痛みなく笑顔で帰られました。
手術後は、1・2週間後にお傷確認してその後は1か月後くらいに診せて頂いています。
手術後の生活や痛みについて、よく聞かれるのですが、
局所麻酔を工夫して行う事で、手術後の痛みの訴えも少なくて、術後1週間くらいは再出血のリスクもあるので、ガードルをはいていただいて生活してもらったりしています。
日常生活はかまいませんが、あまり激しい運動は避けてもらって生活していただきます。
手術後2か月くらいで、お傷も手術痕が全く目立たなくなるので、
ご興味のある方は、ご相談ください。
「小陰唇形成(220,000円)+副皮切除(110,000円)」で、330,000円になります。
2023.8.1
中村綾子医師