美容液コラム

更年期障害の治療につかう成分が満載の美容液
 ー美容液開発への道④ー

image さて前回までに、私が、エイジングケアの美容液を研究中のこと。この美容液の中身を語るためには、更年期の理解が必要なこと。更年期以後も、ある程度の女性ホルモンレベルを維持する努力が必要なこと。この努力は、エイジングケアと呼ばれる努力とほぼ同じだということ。エイジングケアに大切なのは、血管を守る・骨を守る・癌を早期に発見する・うつ状態にならないように気をつける・皮膚の老化を防ぐ・筋肉量を維持する、そして仲間と楽しく暮らすことであること。また更年期以後に最低限の女性ホルモンを維持するために、クリニックで行われている医療には、女性ホルモン補充・プラセンタ療法・漢方療法・サプリメント・アロマセラピー療法があり、私が開発している美容液には、女性ホルモン以外の全ての要素が含まれていることを説明しました。


プラセンタに関しては、すでに1回説明済みですね。今回からは、漢方療法・サプリメント・アロマセラピー療法のそれぞれに関して、説明していきます。


本日は、エイジングケア効果をさらにアップするサプリメントである。イソフラボンの話です。美容液には、イソフラボン含有ダイズエキスが入っています。
このイソフラボンは、ポリフェノールの一種で、イソフラボンを基本骨格とするフラボノイドとして自然界には、存在しています。フラボノイドとは、植物に含まれる色素の総称で、身体の酸化を防ぐ抗酸化の働きがあります。


イソフラボンはエストロゲン(女性ホルモン)様の作用を有することで有名です。これはエストロゲン受容体に結合してアゴニスト(作動薬)として働くためです。このような活性を持った植物由来の化合物は植物エストロゲン(または植物性エストロゲン)と呼ばれています。ところでプラセンタは、この植物エストロゲンに分類されていません。プラセンタは、タンパク質の元になるアミノ酸の混合物です。そのアミノ酸組成さえよくわかっていません。しかしプラセンタは、漢方の世界では、若返りの妙薬として以前から使用されていました。ですからプラセンタは、若さを保つサプリメントと言えるでしょう。


ところでエストロゲンが分泌される最終目的は何でしょうか?ずばり、自分の好みの男性をゲットして、妊娠することです。男性は、よく女性の肌のきれいさをほめますが、肌がきれいなのは、最高のセックスアピールです。エストロゲンは、肌質をよく保つのです。


成書では、エストロゲンの効果として、皮脂腺の分泌を減らし、テカリを減らす。キメを細かくして毛穴を目立たなくさせる。ニキビ、シワ、シミなどの、細菌・汗・紫外線等原因による皮膚のトラブルを軽減し、その結果長期には、皮膚のたるみを予防するとされます。また血流を円滑にして、皮膚の新陳代謝を促し、ひげの発育を抑えるそうです。植物エストロゲンにも、弱いけれど類似の作用があると考えていいでしょう。


 妊娠が生きることの重要な目的ではなくなった更年期以降の世代では、今度は、コミュニティーの中で、男女を越えた仲間たちから信頼や友情を得ることが、重要課題になってきます。そのためにも肌がきれいで、はつらつとしていることは大切です。

女性医療クリニックLUNAグループ 関口由紀理事長 2017年7月更新